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【写真交換日記232】from London「年末年始ふりかえり」
この間クリスマスがやってきて、つい先日大晦日になり、そして一昨日ぐらいにお正月だったはずなのですが、恐ろしいことにもう1月も後半。このままではあっという間に2022年になってしまいます。
1日1日大事にしっかり生きねばと改めて思う、2021年1月です。
毎年同じこと言ってますが、ヨウコさん、今年も懲りずによろしくねん。
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年末年始もほぼどこにも出かけず籠っていたのであまり変わらぬ日々だったのですが、唯一「セルフイベント」的に楽しんだのは、なんちゃってお節料理を作ったことです。
日本の定番お節を作るには、手に入らない材料や高度すぎて私には調理できないものが多いので、やたらと“代用”が多い「お節もどき」となりました。

去年食べずにとっておいた黒豆(生協のパック入り)以外はすべて“代用”。
◎伊達巻代わりのだし巻き卵、
◎里芋がないのでお煮しめが作れず、大根の煮物
◎田作り代わりのいかなごのくぎ煮(これは神戸の義母の手作りを冷凍してとっておいたもの)
◎かまぼこ代わりの海老しんじょ
あとは詰めやすさと色味だけを考え、
◎鶏つみれ
◎スモークサーモンのマリネ
◎タラの南蛮漬け
◎ひたし豆
◎きゅうり&いくら
◎柿&生ハム巻
等など、本来はお節でもなんでもないものをチマチマと。
狭い台所での調理はまあまあ手間でしたが、工作と思って作ったので楽しめました。
多めに作り、近所の4家庭にも味見してもらうことに。詰める作業も楽しかったのですが…

1番楽しかったのは掛け紙づくり。

仕出し弁当風にしたくて、ざらっとしたA4のレター用紙にイラストをプリントして作りました。
12月から厳しい行動規制下にあったロンドンですが、運動目的の外出は許可されています。早歩きウォーキングをしながら「仕出し弁当風お節もどき」をドア前に配達し、ちょっと遠くから手を振って「良いお年を!」と挨拶。
戻ってきたら歩きすぎでクタクタに。お節の残り物を食べていたらあっという間に元旦になってしまいました。
翌朝…ではなく翌昼にノロノロ起き、お雑煮が夕食という私らしいぐうたらな元旦。それもまあ…お正月ぐらいのんびりするのもいいですね。

↑鶏だしのお雑煮ですが、三つ葉がないので大好物のパクチーで代用。

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子供の頃、お節にはあまり興味がありませんでした。嫌いではないけれど、特に好きでもなかったような。栗きんとんと黒豆は好きでしたが、それはたぶん「お菓子」だと思っていたからです。
今年こんなに「お節を作ってみよう」と思ったのは、たぶん昨年一時帰国ができず、日本を遠くに感じているからだと思います。
同じ気持ちだった在ロンドンの友人は多く、正月明けはLineでおせちの話で盛り上がりました。
1月5日から正式にロックダウンとなったイングランド。他の3地域は一足先にロックダウンになっていたので、現在イギリス全土がしっかり籠っている状態です。
なんちゃってお節を食べつつ、ちょっと遠い日本を感じ、ダラダラのんびり過ごした私の年末年始でした。
さて、今年も頑張るとしますかね…って、もうすぐ2月になっちゃうね。早い!(笑)

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